
YouTubeでは話していませんでしたが、実は2026年1月に、テレビの取材を受けました。
内容は、主人を亡くしたおばあちゃんキャンパーに密着する、というものでした。私だけではなく、他にも何組かの方に密着していたようです。
最初は、正直に言うと少し迷いました。テレビの取材なんて、普通に生活していたらなかなか経験することではありません。断ろうかなとも思いましたが、死ぬまでに一度あるかどうかのことかもしれないと思い、受けてみることにしました。
取材は、自宅から始まり、千葉の大原オートキャンプ場、養老渓谷、そして犬吠埼での日の出まで。短い放送時間のために、なんと2日間も密着していただきました。

放送されたのは15分ほどだったと思います。それなのに、2日間も撮影をして、カメラマンさんやスタッフさんが泊まり込みで来てくれて、ドローン撮影のスタッフさんも2人来ていました。
テレビ局って、本当に大変なんだなと思いました。
カメラマンさんは女性の方で、とても素晴らしい方でした。ずっと一緒に動いてくれて、こちらが緊張しすぎないように気を配ってくれていたように思います。

取材の中で、主人との昔の写真がないか、何度も聞かれました。
何十年も前の写真なので、なかなかすぐには出てきません。けれど、主人との思い出をたどる旅という内容だったので、スタッフさんもできるだけ本当の思い出に近づけようとしてくれていたのだと思います。
そこで私が知ったのは、テレビでは、細かいことでも事実と違うことは放送できない、ということでした。
当たり前のことかもしれませんが、私は少し驚きました。
「このくらいのことは、誰も分からないからいいのかな」
なんて、少し思ってしまう自分もいました。でも、そういうものではないようでした。テレビで放送する以上、事実と違うことは言えないし、流せないのだと知りました。
そして、ちょっと笑ってしまうようなこともありました。
主人の生前に一緒に行った、思い出の滝がありました。私はそれを養老渓谷だと思い込んでいて、実際にロケでも養老渓谷に寄ることになりました。
ところが、撮影が始まってから、
「あれ、この滝じゃない……」
と気がついてしまいました。
でも、もう撮影も始まっています。スタッフさんも動いています。今さら「すみません、ここじゃありません」とは、とても言えませんでした。
あの時は、心の中でひとりで焦っていました。

嫌だったことというほどではありませんが、意外だったこともあります。
高速代やガソリン代は出ませんでした。
テレビの取材というと、そういう費用も出るのかなと勝手に思っていたので、少しびっくりしました。でも、これも経験してみないと分からないことでした。
放送後も驚きがありました。
自分では知らない番組だったのですが、思わぬ人から「見たよ」と連絡が来ました。子供の友人の、そのまた友人が見ていて、子供経由で私に連絡が来たりもしました。
どこで誰が見ているか、本当に分からないものですね。
少し恥ずかしい気持ちもありましたが、見てくれた人がいたことは、やっぱり嬉しかったです。
今回の取材を受けて、テレビの裏側を少しだけ知ることができました。
たった15分ほどの放送のために、たくさんの人が動いて、何度も確認して、長い時間をかけて作っている。そのことを知れただけでも、貴重な経験でした。
そして改めて、キャンピングカーの旅は楽しいものだなと思いました。
大変なこともあります。思い通りにいかないこともあります。間違えることもあります。
でも、知らない場所へ行って、朝日を見て、車の中で過ごして、また次の場所へ向かう。そういう時間は、やっぱり特別です。
最初は断ろうかと思っていたテレビの取材でしたが、今では受けてよかったと思っています。
普通に生活していたら、なかなか経験できないことを経験させてもらいました。
これからも、無理をしすぎず、自分のペースでキャンピングカーの旅を続けていきたいと思います。
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